すべての企業は、いずれかのコミュニティに属しています。社会的責任を果たすという観点から、企業は自社が属するコミュニティとコミュニケーションをとり、その活性化に積極的に関与し、ともに発展をしていくことが、とても重要です。
この活動には、地域住民との対話、教育・文化の向上、雇用の創出など、さまざまな形でのコミュニティへの関与・貢献が含まれます。
2019年10月、当社の勝田事業所グリーンパークで開催した「ふれあいフェスタ2019」に、従業員とそのご家族、そして地域の皆さまなど約3,500名が来場されました。
今回のフェスタでは、当社が経済産業省の「健康経営優良法人2019」に認定されたこともあり、「健康」をテーマの一つに掲げ、オープニングイベントでストレッチ体操を来場者全員で行うなど健康促進に寄与する企画からスタートしました。
会場の特設ステージでは、キャラクターショーや豪華賞品が当たる大抽選会などを実施するとともに、飲食コーナーには体験ブースなど多種多様な約50店に出店いただき、子どもから大人まで楽しめる催しで会場を盛り上げました。
中でも、昨年に引き続き、福島県の震災復興支援を目的に「ふくしま応援企業ネットワーク」が主催する「ふくしまマルシェ」では、福島県産の野菜を詰め放題できるコーナーに長蛇の列ができる盛況ぶりで、来場者に福島県産品の魅力をPRしました。
ふれあいフェスタの様子
「ふくしまマルシェ」で買い物をする来場者のみなさん
2019年7月、「エコフェスひたち2019」(主催:日立市)が開催され、日立市内の企業など約50団体が環境技術やエコ製品を紹介しました。
このイベントは、市民、事業者、行政が協働して環境都市にふさわしいまちづくりを推進するため、広く環境情報を提供し、環境への意識の高揚を図ることを目的に開催するものです。
当社は、「窓開けよう!つくろうお絵かき風鈴!」を合言葉に“オリジナル風鈴づくり”の企画で出展し、(株)日立製作所と協同で、広く市民の皆さまに節電を呼びかけました。そのほかにも、“太陽光で動くおもちゃ”や“分別釣堀”などのコーナーを開設し、来場した子どもたちと一緒に、楽しみながらコミュニケーションを図りました。
お絵かきオリジナル風鈴づくり
大沼工場では、2019年9月に日立市立泉丘中学校から生徒3名の「職場体験学習」の受け入れを実施しました。未来を担う子どもたちに「働くことの意味や仕事の厳しさ、喜び」を学んでもらうことを目的として、2日間にわたって実施しました。
生徒たちは、CAD設計および自分たちが作成した図面を使った機械加工などを体験し、当社の技術者から製品紹介やエネルギーについて講義を受けました。また、お昼には社員食堂も利用してもらいました。
実社会の生活体験は貴重な機会となるため、これからも、このような機会を提供していきます。
製品検査
旋盤実習
毎年6月15日は「 世界風車の日(グローバルウインドデイ)※」で、世界各国でさまざまな関連イベントが開催されています。
当社でも毎年イベントに協力しており、本年度も秋田県能代市にてイベントを開催いたしました。本イベントは、市民の方々に環境問題や再生可能エネルギーについて理解してもらい、市内の風力発電事業に親しみを持ち、関心を高めていただくことを目的としています。
今年はあいにくの雨天ではありましたが、秋田県能代市の能代山本広域交流センターで開催されました。
風の松原風力発電所を見学するバスツアーやクイズ大会、イベントを盛り上げるヒーローの登場、風車の音やさまざまな環境における音を体験できるコーナーなどたくさんのプログラムを準備し、多くの地元の方々にイベントを楽しんでいただきました。
参加いただいた多くの地元の方々のじゃんけん大会やお楽しみ抽選会などイベントを楽しむ姿はとても印象的でした。来年は、さらにイベントを盛り上げて、多くの方々にご参加いただきたいと思います。
本イベントをきっかけに、地域住民の方々がさらに風力発電に興味を持ち、風力発電事業にご理解いただくことを期待しています。