機械の原動機として使用されている電動機は、経年劣化やメンテナンス不良による突発故障によって、思わぬ設備停止が生じ、生産ラインへ経済的なダメージを伴う場合があります。
当社では、製造メーカー系メンテナンス会社として、高い技術力と信頼性をもって、設備安定稼働に適した保守サービス提案および提供をしております。
また、メーカー問わず電動機保守サービスを実施しております。
コイル絶縁層表面の汚損・吸湿によって、トラッキング現象*1が発生した。
絶縁物の経年的な劣化によって生じるコイルしばり紐のゆるみで、コイルの絶縁が損耗。
鉄心スロット内のコイル絶縁が損耗・消失している。
(絶縁ワニスが損耗し黄色いパウダーが発生)
鉄心から取外したコイルの状況
(絶縁が損耗し白く変色)
グリースの給油不足によって転動面の油膜切れを生じ、金属接触状態での転がり疲労から、ころの疲労剥離を生じます。軸受の損傷は、固定子と回転子の接触など、大きな事故に至る場合があります。
始動時ならびに運転中の振動と熱履歴によって、軸受バビットの剥離が進行し、亀裂欠損を生じた。
二次抵抗制御器は、ポンプ、圧縮機、送風機や、そのほか電動機の二次側回路に接続され、始動用あるいは速度制御用として使用されています。 二次抵抗制御器に故障が生じると電動機も運転不能となり、復旧に多大な費用と時間を費やすことがあります。 このような事態を、未然に防ぐためにも、定期的な点検整備が必要です。 当社では、稼働年数が20〜30年を超えた二次抵抗制御器のメンテナンス実績から長年培った保守ノウハウと高い技術力で、お客様のご要望にお応えします。
二次抵抗制御器整備
金属抵抗器整備
未整備で長期間使用した電極(液体抵抗器)
新品の電極
※日立製以外のサービスメニューについては、都度ご相談させてください。