リアルタイム洪水シミュレータ「DioVISTA/Flood」
河川流域への降雨から、降雨流出域解析〜河川への流入量予測〜河川の水位予測〜越水箇所の検出〜氾濫浸水シミュレーションと、一連のシミュレーションを自動で行う機能です。
河川への流入処理は、土壌の飽和・不飽和を考慮する分布型流出モデル(3層モデル)を使用できます。
キネマテックウェーブ解析によって、地上に降った雨を(a)地表面流出、(b)飽和層流れ、(c)不飽和層流れの3層の流れと河川中心線のGIS定義機能を使い流出域解析を行います。
参考文献:立川康人,永谷言,寶馨:飽和・不飽和流れの機構を導入.した流量流積関係式の開発,水工学論文集,土木学会,第48巻,PP.7-12、2004